めざすこと

「ぼくらは、あそびたいんだ!」

子どもは、あそんで育ちます。子どもの育ちたい!欲求を保障する社会をつくる。私たちは、それを目指すNPOです。私たちが「あそぶ」にこだわるのは、子どもはあそんでいる時に、最も“あそび心”が溢れるからです。子どもの“あそび心”が溢れるのは、大人が決めた体験プログラムを上手にこなしている時ではありません。子ども自身の、やりたい!からはじまり、いいこと思いついた!と、脳がフル回転している、子どもが自分で考えて決める、子ども自身が主体となっている瞬間です。

“あそび心”は、意欲、創造力、発想力、挑戦心、レジリエンスの源です。また、人への信頼感や自己肯定感は、 “あそび心”を人とわかち合う楽しさを積み重ねることで育まれていきます。

今、社会は、しっかりと根を張った、太い幹のような“生きる力”が育つためには、子どもが主体的に「あそぶ」ことが必要だと、気付きはじめています。しかしまだ、子どもが「あそぶ」ために必要な、大人の認識、子どもの主体性を尊重する関わり、子どもが生活する施設の運営スキーム、地域の許容力等が、足りません。そのために、子どもの日常に「あそぶ」ために必要な要素である、時間・空間・仲間が、足りません。

私たちがめざすのは、「あそぶ」が、食べる寝ると同様、子どもの育ちに必要なインフラとして保障されて、子どもが外であそぶ声が溢れる「まち」が日本中に増えることです。子どもが日々生活する、家庭、保育園、幼稚園、学校、学童保育、児童館、街の公園など、全ての場面で、十分に”あそび心”を発揮することができたとしたら、経済的な格差なく、子どもたちは“生きる力”を育むことができるのです。

「あそび場」を運営する私たちだからできること

あそびっこネットワークは現在、東京都練馬区で、冒険遊び場、子育てひろば、屋外型子育てひろば、学童保育等、子どもの「あそび場」となる施設全14ヵ所を運営しながら、まち全体が「子どもがあそべる環境」になるための活動に取り組んでいます。まずは、練馬を、子どもの“あそび心”で溢れるまちにします。赤ちゃんから幼児期、小学校、中学高校と、子どもが成長するそれぞれのステージを通じて途切れることなく、子ども自身とその親が地域とつながり、必要な手助けを受けながら主体的に成長していける切れ目のない仕組みづくりにも挑戦しています。

また、「講座・研修」の開催を通して、“子どもがあそんで育つ大切さ”を大人に伝える活動も行っています。練馬区以外の「行政・企業・団体」から依頼があれば、「あそび場」づくりのお手伝いや、講座・研修の講師の派遣もしています。今ある形にこだわることなく、子どもの“あそび心”が溢れるインフラづくりに必要とあれば、柔軟に「プロジェクト」を立ち上げ実施します。