放射能測定値

たき火の灰の放射線測定値・あそび場の空間線量測定値

2011年の東日本大震災・原子力発電所の事故を受けて、あそびっこはたき火の灰ならびに空間線量の測定を行いました。焚き火を行う際には、付近の落ち枝などを利用しているので灰に関して、専門の測定機関に依頼をして測定を行っています。専門機関での測定を実施するのは、灰はもともと木の枝にあったセシウムが灰に濃縮されるため、特にセシウム量の数値を把握しておきたいからです。(農水省の指針では、灰1㎏あたりのセシウム濃度は薪1㎏あたりの182倍になるとの試算が出ています)。

焚き火の灰に関する専門家の方の見解について

落ち枝でたき火をすることについて、初回の灰の測定をお願いした「こどもみらい測定所」の見解を伺ったところ、以下の回答をいただいています。

  • 土や落ち葉と同様に、灰も食品として体内に摂取するわけではないので、厚生労働省の定める食品の基準値(一般的な食品で100Bq/kg以下)とは扱いが違うものである。
  • 灰の場合は空気中に漂っている粒子を鼻や口から吸いこんでしまう危険があるが、灰の粒子は大きいため、もし吸い込んでも気管から肺胞まで入る可能性は低いと思われる。
  • 測定値の基準は1gだが、通常灰1gを食べるということは現実的ではない。
  • セシウムの気化については十分なことはわからない。
  • たき火遊びを中止すべきというわけではないが、これだけの放射能は環境中に自然にあることはないので、子どもが灰を触って遊んだり食べたりすることは控えたほうがよい。

あそびっこの 焚き火の灰の取り扱いについて

セシウムの気化について

枝を燃やした場合のセシウムの気化については正確なことがわからないが、セシウム単体の気化温度である670度を目安として、たき火遊びでこの温度を超えないよう留意する。たき火温度測定器で計測すると、通常のたき火では、目安よりも低い温度でした。

灰の扱いについて

たき火で食べ物を焼く遊びをする際には、灰がつかないように、 灰が舞いあがるようなあおぎ方をしないように、声をかける。

灰の後処理について

灰の処理は大人が行う。 灰は公園サービスセンターに引き取ってもらう。