歩いてお出かけ、何を見て感じてる?

外に出ると、大人は目的地に早くたどり着くことや、道順、信号が青のうちに渡りたい、など、必要なところに意識を集中させて歩いていることが多いと思います。ところが小さい子たちと歩くと、時間通りになんて行きませんね。子どもの安全に注意を払いながら、行きつ戻りつ、立ち止まりつ。もう大変。そんなとき、子どもたちが考えていること、覗いてみましょう。

歩きはじめた1歳の子。おしゃべりはまだ。歩けることがとにかく嬉しい。どこかへ行くよって、ママがさっき言ってたけど、もう忘れちゃった。
何か見つけると「あ!」と指をさしては立ち止まる。そして、しゃがむ。(アリを発見)なんかいるよ!動いてるよ!あ、こっちにもいる。穴に入っていく。あ、違う形の。ちょっとさわってみようかなあ。触っちゃった。ちょっとドキドキした。あ、なんか聞こえる。救急車だ。ママも聞こえた?あ、このお花きれいだなあ。ね、見て、ほら。

ほんの数分の間にも、これだけの発見、驚き、感動。大人にはいつもの散歩、いつもの景色、見慣れた街並み。でも子どもにとっては、おうちの玄関を開けたところから、自然の中の大冒険!だから、どうにも進まない(笑)。

草花が美しい季節。子どもの隣でしゃがんでみたら、見過ごしていた身近な自然に出会えるかもしれません。

※おひぴよ通信vol.12(2019年6月発行)に掲載のコラムを、編集のうえ転載しています。