学生ボランティア経験者_ 堀之内澪那さん

2014年7月28日(月)更新 

 

★学生インターンへのインタビュー企画!〜みおな編〜★

あそびっこの現場には様々なスタッフが関わっています。
専門職のプレイワーカーもいれば、学生のボランティアもいます。
またサポーターと呼ばれるパワフルな地域の大人までたくさん!
それぞれの人がそれぞれの理由で「プレーパーク」っていいなぁと思って、
現場に足を運んでいます。
そんな人達の思いをぜひ紹介したい!と思い、インタビュー企画をはじめました。
インタビューするのは4月から光が丘のプレーパークで働く
新人プレイワーカーの「もんじゃら」(24歳♂)です!

今回、インタビューを受けるのは昨年度のインターンに参加し、
その後も継続してあそびっこのプレーパークに関わってくれている「みおな」です!
今年もインターンの募集が開始されましたが、ボランティアに参加した人が
どんなことを考えたのか、思ったのかを聞き出したいと思います〜。

※2014年度までは、本プログラム「学生ボランティア研修」の名称を、
「学生インターン」としていました。

【基礎情報】

Q. 名前は?

堀之内澪那です。
子ども達には「みおな」と呼ばれています!

Q. 大学何年生?何歳?

4年生。21歳。
(2014年7月現在)

Q. 将来の夢は?

小学校の先生です。

Q. 好きな食べ物は?

オムライスかな。

Q. 大学では何を勉強しているの?

児童学科で「子ども」について学んでいます!

Q. インターン参加時期は?

2013年の8月に研修を受け、現場を5回ぐらい経験しました。

■「あそび」の力をもっと知りたくて・・・

もんじゃら)それではインタビューをはじめていきたいと思います〜。よろしくね!

みおな)ちゃんと答えられるかな、少し心配。けど、頑張ります!

も)みおなは大学では児童学科で勉強していて、将来は小学校の先生になりたいということだけど、なんでプレイワークのインターンに参加したの?他にも子どもと触れ合う機会はあるよね?教育実習もあるし、他にもボランティアとか出来そうだけど?

み)そもそものきっかけは大学のゼミの先生のお誘いでした。でも、ビビッときたのは受け取ったチラシの「あそび」っていうキーワード。昔、カンボジアの孤児院でのボランティアに参加したことがあったんだけど、そこで子ども達とふれあった時、言葉は通じなかったけど楽しく遊ぶことは出来た。その時に「あそび」の人と人とをつなぐ力に驚いたんです。「あそび」ってすごいなって。

も)それで、もっと学びたいと思ったんだね。じゃあ、「プレイワーク」や「プレイパーク」って言葉は知らなかったんだ? み)はい(笑)。実はほとんど知りませんでした。

 

■「自分も遊んでいいんだ!楽しんでいいんだ!」

も)なるほどね。じゃあ、プレイパークについてほとんど知らない状態だったわけだけど、はじめてプレイパークの現場に入ったときはどういうことを感じた?

み)現場に入る前の研修で「自由に遊ぶ」っていうプレイパークの目的はなんとなく知ることが出来ていたんだけど、実際に現場に入ってみて自分自身がすごく楽しんでいることに気がつきました。自由に遊ぶってこんなに楽しいのか!って。子ども達は一切手加減をしないから、すぐに泥だらけなっちゃったけど(笑)でも、本当に自分でもびっくりなぐらい楽しんでいたなぁ!

も)へえ!すごいね!そんなに楽しむことが出来たんだ。でも、それって何でなのかな?

み)インターン研修の講師をしていたプレイワーカーの関戸さん(次回のインタビューに掲載予定の「どっくん」)から言われていたその日の目標が「一つでも自分が楽しいと思う瞬間を作ろう」だったのが大きいかも。「え、そんな目標あり?」ってびっくりしちゃったのを覚えています。大学で勉強するうち、知らず知らず「大人は子どもをしっかりとみていないといけない」って固定観念をつくっていたんだと思う。自分も遊んでいいんだ!楽しんでいいんだ!って思って、なんだか吹っ切れました。

も)プレイワークの考え方だと、時にはプレイワーカー自身が思いっきり遊びを満喫してもいいもんね。それが子ども達の遊びをもっと楽しいものにするのなら。でも、それだけじゃいけないよね(笑)。何かプレイワークをやってみて、学んだことってない?

み)一つの遊具、素材を子ども達は自分で考えて、自分たちのしたい使いかたをするんだなって、すごく思いました。例えば、夏のプレイパークにはウォータースライダーがあるけど、子ども達は「滑る」だけでなく「登る」し、水を「かける」。色んな使い方をして遊びを開発していく。きっと遊び方って決まっていないんですよね。

も)それはまさに「名詞」と「動詞」って考え方だね!「ブランコ」や「滑り台」っていうある種使い方の決まった「名詞」から考えるんじゃなくて、「投げる」や「掘る」、「隠れる」とかの動詞でものを考える。そうすると遊び場がすごく楽しい環境になっていく。

み)そう!多くの「動詞」が溢れる環境がプレイパークだと思うし、それを実現する技術がプレイワークだと思うんです。

 

■  「振り返り」が一番楽しみな時間

も)ところで、みおなが一番楽しかった経験って何?

み)実は・・・子ども達との遊びも楽しかったんだけど、現場での体験が終わった後のその日の「振り返り」が一番楽しみな時間だったんです。

も)へえ!そうなんだ!でも、何で?何がそんなに楽しかったの?

み)振り返りをあれだけしっかりとする経験って、それまでなかったんです。子ども達が何を考え、どう思い、何をしたかったのかということを考えることって他の現場ではしたことなかった。現場体験と研修会を繰り返し、そしてそこに現場での振り返りが重なることで今まで点だったものがつながっていく感覚があって!それが本当に楽しかった!

も)振り返りをする、ということがそもそもみおなにとって新しく、素晴らしい学びになったんだね。

み)そう!他のインターン参加者やプレイリーダーの視点や考えからも多くの学びがありました。みんな、それぞれの感じ方があって、考え方があった。それを知れることにワクワクしていました。

■ 「自律」した一人の人間にならないと

も)さっき「研修」って言ったけど、研修でのワークショップで学んだことで何が一番印象に残っている?

み)子ども時代の自分の遊び体験を振り返ったり、感覚統合って考え方を知ったり、たくさん印象に残っていることはあるけど、「自律」っていう言葉が何より印象に残っています。なんだか、ハッとさせられた言葉でした。子どもが自分で考え、自分で責任を負って遊ぶのがプレイパーク。私も一人の自律した人間にならないと・・・と思ったことを覚えています。

も)確かに。僕たち一人一人がまず一人の人間として自律していないとね。それはすごく同感。

■ 教室を、子どもが自由に発想し、感性豊かに過ごせる場に

も)じゃあ、インターン終了後もあそびっこに関わり続けようと思ったのはなぜ?

み)やっぱり、振り返りをして体験から学びを得る場ってなかなかないと思うから。あと現場の雰囲気がなんとも言えず、好きなんです。あんな全力で外遊び出来るところはないし、「自分が感じたことをそのまま言っていい」雰囲気があると思う。違うと思ったら「違う」、そうだと思ったら「そうだ」と言える。それがとても好きだし、大事なことだと思うんです。

も)みおなは将来小学校の先生になりたいということだけど、ここでの経験をどう活かせると思う?

み)やっぱり教室をそのままプレイパークみたいな自由な場にすることってとても難しいと思うんです。もちろん、長期的には学校現場がそういった場になって欲しいと思うんだけど。でも、まず一人の教師としての私に出来ることは、一人一人の子ども達へのプレイワーク的な関わり方だと思う。先生が道を作って、そこを歩かせるのではなく、一人一人が何を考えて、何を思って、何をしたいのかをしっかりと考えて、彼らが自分で考えて進む様な関わり方をしたいんです。そうすることで、子どもが自由に発想し、感性豊かに過ごせるプレイパークのような場に教室が近づくと思う。そういうことが出来る教師に私はなりたいな。

も)いいね!みおなの将来がとても楽しみ〜。じゃあ最後に、今年インターンを経験する人もこの記事を読んでいるかもしれないんだけど、そんな人に何か伝えたいことはありますか?

み)自分自身が楽しもうという意識を持って来てください!ありのままの自分で、楽しいと思える遊びを子どもと一緒に体験することで、子ども本来の凄さ、溢れるエネルギーに気づいてくださいね。

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あそびっこでは学生を対象としたインターンを昨年度はじめて実施しました。それは、一人でも多くの学生にプレイワークを知ってもらい、それぞれの現場で将来実践してもらいたいからです。ちょっとずつでもプレイワークを知る人、実践する人を増やしていくことで子ども達の育ちの環境がよくなっていくということを信じています。なんだか、みおなを見ていると、あそびっこの挑戦は間違っていなかったんだなぁ!と思えることが出来ます。みおな、ありがとう!

今回のインタビューは以上でおしまいです!
次回のインタビューもお楽しみに〜。

もんじゃら

※みおなは現在、夢を叶え、小学校の先生として働いています。


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