なんでもない、輝かしい瞬間が、子どもの心にたくさんたまりますように。

2018年1月11日(木)更新

 

みなさんは子ども時代を思い出すとき、どんな情景が浮かんできますか?

先日、3歳の男の子が、着ていた上着の中に枯れ葉を入れてチャックを閉め、「見ててねー」と言いながら「ジャジャーン」とチャックを開け、枯れ葉があふれ出ると大笑い。何度も何度も繰り返しては大笑いしていました。

大人からするとなんの意味もない、なんの学びでもない(ように思える)そんな瞬間が、子どもの心にはどんなかたちで残るのでしょうか。

計算や記述は人間に代わってコンピューターがするような時代の変化の中、子どもに何を身につけさせておけば良いのかと困惑する親も多いことでしょう。

でも、どんな時代になったとしても、辛いことに直面したとき、大きな壁が現れたときに「乗り越えよう、生きていこう」と強く思えるのは、なんでもない、でも輝かしい瞬間が心にたくさんたまっているからこそではないでしょうか。

 

“生きていて楽しい”という感情は教えるものではなく、その子自身が感じるもの。そんな風に感じられる瞬間を、たくさんたくさん子どもの心の中にためてあげたいですね。そばで「楽しいね、面白いね」と一緒に笑い喜ぶ大人の存在が、子どもにとって大きいことは言うまでもありません。

 

※おひぴよ通信vol.7(2018年1月発行)に掲載のコラムを転載しています。写真はイメージです。